2000 全日本大学女子駅伝 |
優勝は城 西 大 学、2位に立 命 館 大 学、3位に筑 波 大 学
2000年全日本大学女子駅伝は11月26日12:05スタート(スタート時点:気温19.6℃、湿度56%、ほとんど無風)
城西大学が1区赤羽の走りで波に乗り、一度も首位を譲ることなく優勝した。筑波大学は1区藤永が赤羽についていけなかった。
2区以降盛り返しを狙ったが、逆に焦りを招いてしまった。2位には立命館大学が入った。途中順位を下げたが、後半の区間で徐々
に順位を上げ、最終区で筑波大学を逆転し2位でゴール。4位は名城大学、5位は京都産業大学。
城西大学1区赤羽の今期初レース。今シーズンはけがとの戦いでスタートラインに立つことさえ出来なかった。昨年は1区で
見事区間新の力走をしたが、筑波大学に負けてしまった。ようやく怪我は治ったものの不安なスターとだったと思う。スタートから
筑波の藤永が先頭に立ちレースを引張る展開。決して離れずに自分の体をチェックしているように走る赤羽は、5.5kmで先頭に立ち
そのまま独走状態を作り始める。結局赤羽はそのまま2区へたすきを渡し、区間賞昨年の記録にわずかの差というすばらしい走りをした。
17秒差で筑波・藤永、21秒差で立命館・加納が続き、名城大、京産大、玉川大、東農大と続いた。
2区に入り、上位3大学は一年生を起用する。思わぬ1位でたすきをもらった城西大・平山はぐんぐんと加速する。筑波大、立命館大を
放しにかかる。筑波大・吉田も懸命に追いかけたが1区藤永の思わぬ遅れに動揺し、本来の走りが出来なかったように見えた。結局城西
大・平山は区間賞の走りで筑波大に46秒の差をつけた。
3区に入り、ようやくレースが落ち着き始める。独走状態の城西大とそれを追いかける筑波大。そして筑波大が少しづつその差を
つめ始める。もともと実力者が揃っている筑波大だけに、追撃体制に入った。立命館大は3区で名城大、京産大に抜かれ6位にまで順位を落とした。
4区、5区、6区と城西大は独走状態のままで、どの区間でも最初の1kmを3分10秒前後で入り、徐々にペースを落としていくペースでレースを
展開していく。逆に筑波大は名城大、立命館大に抜きつ抜かれつのレース展開。5区終了時点では、1位城西大に20秒前後で筑波大が続く展開。
この時点では、筑波大、立命館大、名城大、京産大にも十分優勝の可能性が出て来た。しかし、城西大は畑山がふんばりそのままゴールへ。
2年ぶり2回目の優勝となった。2位には筑波大とのデットヒートに勝った立命館大が入った。立命館大は4区・6区で区間賞を獲得し、初めて京産大
に勝ったどころか2位まで順位を上げた。3位筑波大は山中がふんばることが出来なかったのが敗因だろう。4位には一時2位まで順位を上げた
名城大が、5位には関西の雄で4年連続優勝の経験を持つ京産大が入った。
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2000 全日本大学駅伝 総括 |
・終わってみれば予想通り、順天堂大学が優勝した。優勝までの経過は順調とはいかなかったが、
3区以降のすべて区間で区間3位以内という安定感で少しづつ順位を上げていった。順天堂と駒沢との
決定的な差は6区だろう。順天堂・坂井と駒沢・松村は同時に襷をもらった訳だが、坂井は区間新の
走りで松村に2分の差を付けた。結局この差が命運を分けた。
・1区では予想通り鹿屋体育大学の永田栄一郎が区間新の走りで、2位以下を大きく放した。
この永田を追うか2位グループとして無難につなぐかが各大学の作戦に委ねられることになったのだが
どの大学も積極的に永田を追う選手がいなかったことが残念だった。 |
関東地区以外では・・・ |
・北海道 札幌学院大学 (通算10回出場)・・・「4区以降繰上げ」
今年は昨年から順位を一つ上げて総合成績24位。1区から6区まで25位、6区終了時点で24位に2分22秒の差。7区鈴木と8区佐藤が
それぞれ区間15位、19位で踏ん張り、総合24位でゴール。
・東北 仙台大学 (通算7回出場)・・・「4区以降繰上げ」
総合成績22位。1区の渡辺哲が19位で2区へ。2区以降各大学が自力を出し始めたため厳しいレース展開になったが22位を
キープしたままゴール。4区では8秒差でおしくも繰上げとなった。
・北信越 金沢経済大学 (初出場)・・・「4区以降繰上げ」
総合成績25位。1区より厳しい展開になったが24位を保ちながら8区アンカーへ。8区林も区間24位で走破したが札幌学院・佐藤
がそれ以上の走りをしたため順位を一つ下げた。来年に向けてどうつなげるか?。
・東海 四日市大学 (通算2回出場)・・・「8区繰上げ」
総合成績15位の大躍進。1区でエースの星野を起用して波に乗り、総合15位でゴールした。
多少の浮き沈みがあったものの15位をキープして目標の東海勢トップばかりでなく、中四国も3分の差を付けた。
・東海 名古屋商科大学 (通算19回出場)・・・「5区以降繰上げ」
総合成績18位。大会2日前にエース村上が発熱のため欠場に。1年生中心のメンバー構成ながら21位をキープし
8区主将の村木へ。村木は繰上げ選手中4位(区間16位)で21位から18位へ。来年が楽しみだ。
・東海 愛知工業大学 (通算9回出場)・・・「5、7区以降繰上げ」
総合成績20位。目標を東海地区2位としていたが8区までは3区有馬の区間13位の走りもあり18位をキープしたものの
7,8区で一つずつ順位を落として20位でゴール。1,2年が中心なのでいい経験になった。
・関西 京都産業大学 (通算29回出場)
総合成績10位。2区で6位まで順位をあげたが4区以降流れにのれなかった。関東以外ではトップの地位を守ったが
この成績は物足りないはずである。もともと力はあるだけに来年は恐い存在になりそう。
・関西 関西大学 (通算8回出場)・・・「7区以降繰上げ」
総合成績19位。1区より16位前後でレースを展開していたが、8区アンカーの佐毘が区間最下位になってしまい
順位を3つ下げてしまった。この悔しさは関西学生駅伝ではらす。
・関西 近畿大学 (通算6回出場)・・・「5区以降繰上げ」
総合成績21位。1区より22位前後でレースを展開し、5区前田で20位にアップしたが8区柴田が順位を一つ下げたものの
九州・福岡大学より順位が上だったため関西の枠を減らさずにすんだ。
・中四国 広島経済大学 (通算10回出場)・・・「5,7区以降繰上げ」
総合成績16位。1区より19位前後と苦しい展開になったが、8区山田が区間14位の力走で16位。8区以外常に徳山大学の
後ろを走り続けたが粘り強く我慢したことがいい結果につながった。
・中四国 徳山大学 (通算20回出場)・・・「5,7区以降繰上げ」
総合成績17位。惜しい。スタート1区から広島経済大学をリードした。8区で逆転は許したものの結果的には16秒差で
負けてしまったが、今年の中四国大学駅伝では非常に楽しみなレース展開になるだろう。
・九州 第一工業大学 (通算6回出場)
総合成績13位。ブラディッド・バイ・ドリウッチの3人の留学生がチームを引張った。留学生だけでなく3区杉本・8区山内
も区間10位で力走し、13位でゴール。鹿体大には勝てなかったもののおもしろくしてくれた。
・九州 鹿屋体育大学 (通算11回出場)
総合成績12位。1区で永田が区間新で激走。その貯金を少しづつ使いながらいいレースが出来たと思う。予選会で
第工大に負けた分をこの大会で見事にはらした。九州大学駅伝でも楽しみである。
・九州 福岡大学 (通算31回出場)・・・「5区以降繰上げ」
総合成績23位。1区より23位前後でレースを展開した。4区で20位まで順位を上げたが後半の区間でうまく波に乗れなかったのが
敗因だろうか。
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